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「血の日曜日事件」を訪ねて [リトアニア]

トラカイ城を観光後、午後はヴィリニュスへ戻りトラムに乗って
「血の日曜日事件」の舞台となったTVタワーへ向かう。

当然リトアニア語のアナウンスなので学生カップルに、どこで
降りるか尋ねるが場所がわからない様子。彼らにとっては
「血の日曜日事件」は幼い頃の遠い出来事なのかもしれない。

近くに座っていたおばあさんが話に入ってきて教えてくれる。
車内アナウンスに耳を澄ます。「TV bokštasって言ったよぉ」
慌てて降りようとすると、「Ne,Ne」と呼び止められる。
次の停車場アナウンスだったのだ、失礼しました

次でお礼を言ってバスを降りる。発車後も笑顔で手を振ってくれ
言葉が通じなくても暖かい人々に心がほっこり温まる

トラム料金:片道0.80Lt(2002年現在)

さて、追悼十字架は意外に小さい。隣の"嘆きのキリスト"像の
打ち拉がれた様子が印象的。平和がずっと続きますように

血の日曜日事件:1991年1月12日の夜から13日早朝にかけて
ソ連の戦車がヴィリニュスのテレビ塔に向かった。戦車の到着後
ソ連の兵士がテレビ塔を守ろうとしていた民間人の群衆に発砲。
少なくとも13人が殺害され、140人以上が負傷した。

F123.jpg


2002年11月4日ヴィリニュスにて



大雨の後、暑くて不機嫌な夏がやって来た。夏なんか大嫌いだー
 
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コメント 2

YAP

まさに時代が動いていた頃ですね。
あの頃は、それまで当たり前だと思っていたものが、いろいろ変化しました。
by YAP (2014-07-10 08:24) 

nanamama

優しい人柄に触れられてよかったですね。
リトアニアと聞くと琥珀と言うイメージしかないnanamamaです。
by nanamama (2014-07-10 23:42) 

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