ドイツ生活に消耗する日本人

coralieは、ドイツが好きであると同時にドイツが大嫌いだ。

おそらく世界で一番、事が穏便に運ぶのが日本。だからこそ
家を出た途端、戦闘態勢に入らなければならないとは考えない。

ドイツに渡った初日に手荒い歓迎を受け、悪い印象は現在に
至っても拭い去ることはできない。（詳細は追々UPするとして）

嫌な思いをするのは、郵便局、DB（ドイツ鉄道）、公の機関など
至る所で、それは日本人だけに限らず、ドイツに住む全ての人に
日常茶飯事として降りかかる。幾度となく、大喧嘩や罵り合い
店員にブチ切れた人の狂った叫び声を目の当たりにしてきた。

ドイツで暮らす以上、無傷ではいられない。当然coralieの身にも
降りかかった。理不尽だし、明らかに間違っているし、遂に我慢の
限界を超えた時、苦情を言うと．．．決まって「わかりません」又は
「出来ません」＝私の責任じゃありませんと撥ね付けられる。

日本人は客としてこういう扱いに慣れていないので、大いに傷つき
悩み、苦しみ、怒り、そしてひどく消耗してしまう []

酷く罵り合っていたかと思うと、次の瞬間には何事もなかったかの
ようにケロッとして、何のあとくされもない状態に戻れるドイツ人。

当事者なら尚更だけど、その場で見たり、聞こえていただけでも
不快感を拭えない日本人だけがおいてけぼりにされる 。


睨み合う人の銅像なんてユーモアでもなんでもない

完全帰国した今も、些細なトラブルに遭遇するとドイツ製の鎧に
身を包み攻撃に備えてどこか緊張し、応戦してしまう。ドイツで
暮らした間に性格が悪くなってしまったのなら、甚だ遺憾である。


2004～2006年ドイツ在住



ドイツに限らず海外に暮らすと似たり寄ったり。賛同クリックよろしくね 。
　

コメント 2

私もドイツは好きだけど嫌いな国。
ドイツ人と仕事でよく絡むのですが、彼らはプライドは高いけど、定型的な仕事しかできない。
考えるということが苦手なんですよね。
けど、それを決して認めないし、自分に日がある場合でも言い訳ばかりで責任を認めない。
ほんと、疲れます。
by YAP (2014-08-09 07:01) 

nanamamaのドイツのイメージは「2つの事を同時進行出来ない」です。
空港のカウンターで出発時間になってもまだカウンターでチェックイン出来ないなんてことも体験し、いかに日本が凄いかを再確認したことも。
by nanamama (2014-08-10 01:24)